2017年2月28日火曜日

2017.02.17 『SSH研究成果発表会』

2月17日(金)、上野学園ホールにてSSH研究成果発表会を行いました。

文科省よりSSH指定を受けて5年目になる本校では、中高一貫という特性を生かし、また文系・理系問わず全学体制でSSHを推進しています。

SSHのメインは高校生ですが、本校では中学生から研究活動に取り組みます。高校生と並んで、中学生の代表者もステージに立ちステージ発表を行いました。2年生は自然科学探究コースの代表生徒が「広島城のタンポポ分布調査報告」を発表しました。3年生は1年間取り組んだ個人研究の発表で、タイトルは「炭酸水をコップに注いだ時に発生する気泡に規則性はあるか」です。研究というと難しく聞こえますが、日々の生活の中での素朴な疑問が研究になるということを教えてくれました。高校2年生の発表になると内容も高度で、プレゼンも堂々としていました。中学校2年生からの4年間での成長を感じました。

ロビーではポスター発表が行われました。ステージ発表とは違い距離感が近いため、活発に議論・質疑応答が行われていました。理系の生徒だけでなく文系の生徒も発表を行いました。文理問わず研究活動に取り組むことも本校の特徴です。

研究内容の充実ももちろんですが、発表のスキルにも成長が見られ、5年間で積み上げてきた成果を感じることができました。中学生も高校生も大人も活発に質問・意見を交わし、実り多き発表会となりました。